日経平均194円高、TOPIX900ポイント回復=22日後場
2009/12/22 15:32
22日後場の日経平均株価は前日比194円56銭高の1万378円03銭と大幅続伸し、高値引け。日経平均は1万300円台、TOPIXは900ポイントを、終値ベースでは10月26日以来、約2カ月ぶりに回復した。日経平均先物に大口の買いが観測され、現物も一段高となった。東証1部の出来高は21億8392万株と4営業日ぶりに20億株を回復。売買代金は1兆3599億円。騰落銘柄数は値上がり1015銘柄、値下がり495銘柄、変わらず170銘柄。
大和証券SMBC金融証券研究所・投資戦略部部長の高橋和宏氏は「先物主導でフシ目を抜けてきたところ、買い戻しの動きが加速した。10月下旬に跳ね返された1万400円を回復できるかが目先のポイントとなる。さすがに休日明けは一服感も出てくるだろう。商いも縮小していくとみられ、主力株よりは値動きの良い小型株などが中心になりそうだ。ただ、年内に高値更新の期待感も強まっている」と指摘している。また、「公募増資を実施した銘柄に個人の回転が利き始めた」(準大手証券)との声も聞かれた。
業種別では、11月世界生産が前年比3割増となった日産自
<7201>
が年初来高値を更新するなど自動車株が買われ、日産系の愛知機
<7263>
など自動車部品メーカーも引き締まった。ブリヂス
<5108>
などタイヤ株も堅調。旭硝子
<5201>
などガラス株や、新日鉄
<5401>
など鉄鋼株もしっかり。為替の落ち着きで、ソニー
<6758>
、アドバンテスト
<6857>
などハイテク株も上昇し、SUMCO
<3436>
、電子材料
<6855>
など半導体関連株も継続物色された。出来高、売買代金ともトップの三菱UFJ
<8306>
など銀行株も底堅く推移した。
半面、郵船
<9101>
など海運株の一角が停滞し、三住海上
<8725>
など保険株もさえない。日本紙
<3893>
、ザパック
<3950>
などパルプ・紙株も上値の重い展開が続いた。ほか、花王
<4452>
、エーザイ
<4523>
、日ハム
<2282>
なども軟調。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、27業種が上昇した。
提供:モーニングスター社