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8月の投信概況:株式投信は10カ月連続の流入超、残高は3カ月連続で増加=投信協会

2018/09/14 09:58

 13日に発表された投資信託協会の統計によると、18年8月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は6470億円の流入超過と、10カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比3333億円増の100兆8104億円と3カ月連続で増加した。

 株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では4625億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは3899億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。18年8月の国内株式市場で日経平均株価は3カ月連続で上昇した。トルコリラの急落で欧州や新興国経済の先行きに不透明感が広がり下落する場面もあったが、米国での9月の利上げが意識されて円安が進行したことなどから、後半に切り返した。国内債券も96億円の流入超過と3カ月連続の純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは346億円の流入超過と3カ月ぶりの純資金流入となった。18年8月の国内REIT市場で東証REIT指数は小幅に下落した。国内株式市場の軟調推移を受けて中盤にかけて売りが先行したが、後半には買戻す動きも見られた。

 株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では868億円の流出超過と、12カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1006億円の流出超過と10カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも612億円の流出超過と15カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは1164億円の流入超過と19カ月連続の純資金流入となった。

 また、18年8月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は4170億円の流入超過と、16カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比1032億円増の113兆1041億円と3カ月連続で増加した。
提供:モーニングスター社