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レオス12月にマザーズ上場、藤野社長“二刀流”焦点

2018/11/20 11:09

 独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスは19日、東京証券取引所マザーズへの上場が承認されたと発表した。上場は12月25日を予定しており、約12.7億円を調達する予定。調達した資金はシステム投資と運転資金に充てる。

 同社は国内公募追加型株式投信では、直販用の「ひふみ投信」 <2008100102> など3ファンドを運用。10月末時点の純資産残高は7402億円と、国内第18位となっている。証券会社や銀行でも販売される「ひふみプラス」 <2012052801> は3ファンドのうち純資産残高が5890億円と最大で、ETF(上場投資信託)を除くと国内で第4位の運用規模、国内株式型ではトップとなっている。

 「ひふみプラス」は10月末時点でモーニングスターカテゴリー「国内中型グロース」に属している。中小型株の中でもグロース(成長株)中心の運用だが、純資産残高が拡大する中、17年6月からは国内の超大型株の代替として海外株式にも投資を開始した。直近の18年10月末時点で海外株式はマイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどを組み入れており、海外株式の比率は計10.5%と当初上限の目安としていた10%に達している。今後、運用規模が一段と拡大した場合にどのような対応を取るのかが注目される。

 また、現状は藤野英人氏が代表取締役社長とCIO(最高投資責任者)を兼任しており、ファンドのパフォーマンスへの影響を見る上でも、上場後に経営と運用の“二刀流”にどのように取り組むかもポイントになりそうだ。

 商品ラインナップの拡充を図るかも注目だ。参考として、すでに上場しているスパークス・グループ傘下のスパークス・アセット・マネジメントは国内公募追加型株式投信ベースで、10月末時点で21本を運用し、国内株式型の中でも大型株から小型株まで取り揃えるほか、国際株式型やヘッジファンドも幅広く手掛ける。
提供:モーニングスター社