日経平均216円高、1カ月半ぶり高値=8日後場
2010/03/08 15:22
8日後場の日経平均株価は前週末比216円96銭高の1万585円92銭と大幅続伸し、終値としては1月25日以来、約1カ月半ぶりに1万500円台を回復した。売り買いとも追加の材料難で動意の薄い相場となったが、引けにかけて先物にまとまった買いが入ると、日経平均も上げ基調を強め、前場の高値を上回った。東証1部の出来高は18億9408万株。売買代金は1兆3508億円と2月12日(1兆3663億円)以来の水準まで回復した。騰落銘柄数は値上がり1225銘柄、値下がり313銘柄、変わらず136銘柄。
中堅証券のマーケットアナリストは「前週末から2日間で十分に上昇した水準。週末のメジャーSQ(特別清算指数)でかく乱させられる可能性はあるが、日足チャートでは三角もちあいも上放れし、今後は底堅く推移して戻りを試すような展開が予想される。きょうは米国でも目立った経済指標の発表があるわけでもなく、材料難に上値は重そうだが、米国が大きく崩れない限り、あす以降の日本で利益確定売りが出ても、1万400円台が底だろう」と指摘している。
業種別では、トヨタ
<7203>
、日産自
<7201>
など自動車株が一段高。昨年来高値を更新したソニー
<6758>
などハイテク株も堅調。日立建機
<6305>
など機械株も買われ、値上がり率トップのペガサス
<6262>
や、JUKI
<6440>
なども高い。JFE
<5411>
など鉄鋼株や、郵船
<9101>
など海運株、三井物産
<8031>
など商社株も買いが優勢となった。旭硝子
<5201>
などガラス株も引き締まった。大和証G
<8601>
など証券株や、大京
<8840>
など不動産株、クレセゾン
<8253>
などノンバンク株もしっかり。帝人
<3401>
、東レ
<3402>
など繊維株も上昇し、KIMOTO
<7908>
などタッチパネル関連株も継続物色された。
半面、関西電
<9503>
、邦ガス
<9533>
など電力・ガス株の上値は重かった。個別では、ライツイシューで最大47億円を調達するタカラレーベン
<8897>
、10年3月期連結業績予想を下方修正したメガネトップ
<7541>
、前社長の辞任問題で海外勢の手控えが指摘された富士通
<6702>
が安い。ほか、全日本空輸(ANA)
<9202>
、セコム
<9735>
、ソフトバンク
<9984>
などもさえない。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、31業種が上昇した。
提供:モーニングスター社