株式ニュース



ビオフェルミン、花粉症特効薬誕生の可能性に、値上がり率大証トップに

2010/03/10 07:40

 ビオフェルミン製薬 <4517> は大正薬系の整腸剤専業大手。9日に会社側が、京都薬科大学との共同研究で、ビフィズス菌と3種の天然植物エキス(甜茶、シソの実、グァバ葉)の配合が、アレルギー性鼻炎に極めて強い効果を示すことを発見し、3月27−30日に東京で開催される「日本農芸化学会」で発表する予定としたことが材料視された。
 同日の株価は朝方から買い優勢の展開。後場に一段高となり、終値は155円高の1830円と高値で引けた。この日の値上がり率9.25%は大証のトップ。
 発表によれば、ビフィズス菌と3種の天然植物エキスの配合物をアレルギー性鼻炎モデルの鼻閉に対して、1回の投与で軽減作用を示し、さらに投与することにより、ステロイド剤の効果に迫るほど、極めて強い効果を示すことを発見。また、継続投与により、アレルギー体質の改善効果も確認されたとしている。
 同社では今後、同品の有効成分、作用機序に関する検討を行うとともに、他のアレルギー疾患に対する効果についても検討を行っていくとしている。今回の発見で、アレルギー性鼻炎の代表ともいえる花粉症の特効薬誕生の可能性が高まったことになり、同社株も新たな評価がなされていきそうだ。
提供:モーニングスター社