日経平均は小安い、様子見で下値限定的=16日寄り付き
2010/03/16 09:25
16日の日経平均株価は前日比33円35銭安の1万718円63銭で寄り付いたあと、小安い水準でもみ合い商状。17日まで開かれる日銀金融政策決定会合、今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)などを前に様子見気分が強いが、短期的な過熱感に加え、円相場がやや強含みで推移していることから、上値は重い。一方で売り込む材料も乏しく、下値も限られている。
業種別では、前日上昇した郵船
<9101>
、商船三井
<9104>
など海運株が利益確定売りに押されている。国際帝石
<1605>
など資源開発株も軟調。伊藤忠
<8001>
など商社株も売りが先行している。新日鉄
<5401>
など鉄鋼株もさえない。旭硝子
<5201>
などガラス株も下げ基調。武富士
<8564>
などノンバンク株も売られている。大手証券による投資判断引き下げが観測された高島屋
<8233>
など百貨店株にも売りが目立つ。JT
<2914>
など食品株も下落。カシオ
<6952>
などハイテク株も上値が重く、日立建機
<6305>
など機械株も安い。
半面、トヨタ
<7203>
など自動車株は買いが先行。三菱UFJ
<8306>
など銀行株や、SONYFH
<8729>
など保険株も物色されている。王子紙
<3861>
など製紙株の一角もしっかり。東ガス
<9531>
、大阪ガス
<9532>
などガス株も軒並み上昇。NTT
<9432>
など情報・通信株も高い。個別では、アライドハーツ
<3062>
との経営統合を発表したココカラF
<3098>
は午前9時15分に売買停止が解かれ、カイ気配。大手証券による投資判断引き上げが観測された主力大証の船井電機
<6839>
、ゴールドマン証が投資判断を引き上げたNECエレ
<6723>
なども買われている。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「10社ベースで、売り1100万株、買い1490万株で、差し引き390万株の買い越し」(外資系証券)。午前9時18分時点の東京外国為替市場は、1ドル=90円台前半(15日終値は1ドル=90円71銭−74銭)、1ユーロ=123円台半ば(同1ユーロ=124円62銭−66銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社