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住友精化、今期は3期ぶりの増益見通し、製品値上げ浸透も寄与

2010/03/16 16:56

 住友精化 <4008> は、高吸水性樹脂のフル生産状況が続いている。紙おむつ原料としての需要が拡大しているもので、「10年秋に姫路工場(兵庫県)を増強する予定」(経理部)と話す。市場が拡大しているアジアを軸に供給体制を整える方針。
 10年3月期の連結経常利益は前期比30.5%増の24億円と3期ぶりの増益に転じる見通し。原燃料価格の上昇に対応した値上げや、経費削減などの合理化効果が浸透。海外子会社の業績改善なども寄与する見通し。
 11年3月期も高吸収性樹脂がけん引。化学品やガスエンジニアリング事業の伸び悩みをカバーして好業績を持続する可能性が高い。
 チャート上では、5日・25日の両移動平均線のミニゴールデンクロス接近。予想PER16倍台、PBR0.8倍台と指標面に割高感なく、予想配当利回りも2.8%台と高く、出直りが期待できそうだ。
 16日終値は5円高の349円。
提供:モーニングスター社