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株式ニュース



電子部品株が「旬」の相場へ―2月の受注大幅増に注目、航空電子は67%増

2010/03/17 18:14

 電子部品セクターの受注好調を買う動きが一段と強まりそうだ。

 日本航空電子工業 <6807> の2月の受注はコネクターに限ると前年同月比67%増。「10年3月期前半はパソコン向けが受注回復に貢献したが、下期に入ってからは自動車や産業機械向けにも回復感が広がっている」(航空電子・経営企画部)。同じくコネクター大手のヒロセ電機 <6806> も2月の受注は同66%増を達成。

 タムラ製作所 <6768> の2月の総受注額(単体ベース)は33億8000万円と、前年同月比43.3%増。3カ月連続の大幅増を記録した。このうち電子部品に限定すると同76%増となり、1月実績値と比較しても17%増の高い伸び。ハイブリッド車向けなど自動車用部品の受注についても「予定通り推移している」(コーポレート戦略本部)という。

 また、新電元工業 <6844> の2月は同59.8%増。日本ケミコン <6997> の2月の受注(連結ベース)は同63%増で、アルミ電解コンデンサーに絞ると73%増。

 日東電工 <6988> は受注額ではなく単体ベースの売上高を公表しているが、それによると2月は前年同月比44%増。09年11月が同23%増、12月は同49%増、1月が同60%増と大幅な伸びを続けている。

 問題は、3−4月以降、こうした受注増勢傾向にブレーキがかかるリスクはあるか、という点だ。ただ、納入先のセットメーカーが「在庫をたくさん抱えているという話は聞いていない」(航空電子)といった声が業界内では多く聞かれ、受注は引き続き回復基調をたどるとの見方が有力。

 株価を見ると、17日は新電元が新値追いとなったほか、サンケン電気 <6707> 、東光 <6801> も小じっかり。他の部品株も値固めが進み、仕込み好機といえる。今週にも13週移動平均線と26週線のゴールデンクロスが実現しそうなタムラ製では5月に10年3月期決算の発表とともに、次期中期経営計画を打ち出す予定。

 好実態を織り込む流れが今後、電子部品株全体に広がるだろう。(赤間憲明)

提供:モーニングスター社

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