スティール、サッポロHD株主への委任状勧誘はやや苦戦か
2010/03/19 12:07
サッポロホールディングス
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筆頭株主の米系投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパン(SPJ)は18日、株主提案した取締役候補者の選任に向けた株主説明会に先立ち記者会見を開催。SPJマネージングディレクターの田中克佳氏と、取締役候補のポッカコーポレーション元名誉会長・内藤由治氏が出席した。
サッポロHDが3月30日に開催する株主総会に向け、同ファンドは3月12日から各地で株主説明会を実施しているが、個人投資家の集まりそのものについては「思ったほどではなかった」(田中氏)とし、現在行っている委任状勧誘はやや苦戦している可能性がある。サッポロHDはスティール側の動きに関し、「コメントする立場にはない」(広報担当)とする。同社も会社側議案採択について、大株主に対し委任状勧誘を行っているが、村上隆男社長は「大部分の主要株主からはほぼ理解を得ている」とコメント。こちらは自信をのぞかせる。
もっとも、世界的な大手独立議決権行使助言企業のリスクメトリックスグループとグラス・ルイス・アンド・コーの両社は、スティールの推挙する取締役候補者に総会で賛成票を入れるよう株主に助言。国内大手の日本プロクシーガバナンスも同様の助言を行っている。これらの助言効果や外国人株主の動向が流動的な面を考えると、現段階ではまだどちらが優勢と言える段階ではなさそうだ。
サッポロHDの前場終値は9円高の467円。
提供:モーニングスター社