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株式ニュース



<話題>3D対応機、テレビ以外にも続々登場、NECが上期末までに3Dパソコン商品化へ

2010/04/20 15:08

 液晶テレビの3D(立体画像)対応機が今年の夏商戦までに主要液晶テレビメーカーから出そろい、3Dテレビ商戦時代に突入するが、テレビ以外の3D機器も続々と登場する流れにある。

 19日にNEC <6701> が夏商戦用のパソコン発表会で、立体画像に対応した「3Dパソコン」の試作機を発表。11年3月期の上期末までに商品化の意向を示した。同社によれば、3Dパソコンの詳細な機能は非公開ながら、試作機は左右の目に対応した画像を線上に表示し、専用の眼鏡をかけて錯覚による立体画像を得る「偏光方式」をとっている。「ただ、あくまでも試作で、実際の商品化の際には、画像を左右高速に点滅させて、これを眼鏡でみることにより立体画像を得る「アクティブ方式」もあり、どちらで商品化するかは未定」(広報担当)としている。

 発売時期だけでなく、価格も未定だが「04年に3Dパソコンを商品化したことがあるが、当時の価格は1台40万円近くもしたことが響いてか、普及しなかった。この経験も踏まえて、価格はリーズナブルな価格帯を検討している」(同)としている。また、3D対応のパソコン用コンテンツが少ないことをカバーするため、「写真や、ビデオ映像などを立体化するソフトも同時に商品化する予定」だ。

 このNECの動きに対して、ソニー <6758> では「テレビに続いて、3D対応のブルー・レイ・レコーダーを今夏から秋にかけて、3D対応パソコンとビデオカメラは年内に商品化する予定だ。家庭用ゲーム機の3D対応は、ソフトのアップデイトで対応する方針」(広報センター)とし、やはり、年内の3D対応パソコン商品化を表明している。

 パソコンでNECのライバルである富士通 <6702> では「いまのところ3Dパソコンを商品化する予定はないが、技術的にはある程度確立した技術であり、商品化に動きだしてもそう時間はかからないだろう。3Dパソコンはハード技術より、対応の3Dコンテンツ、つまり、ソフトの良し悪しが成長を決めることになりそうだ」(広報室)としている。 NECの3Dパソコンの売れ行きによっては、他社も一斉に市場参入してくる可能性があり、株価面でも3D製品の動向が一段と大きな評価材料になってこよう。(高野龍一)

提供:モーニングスター社

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