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新興市場トップピック=グリーが連日の実質最高値

2010/06/03 08:22

 2日の新興市場は軟調。鳩山首相辞意表明を受けて乱高下となった東証1部市場に連動する形で、新興市場も前引けにかけてプラス浮上して後場から売られる展開。唯一、マザーズ指数はグリー <3632> の大幅続伸に支えられる格好で底堅く推移していた。売買代金もグリー効果で増加している。目先資金の受け皿としてバイオ株の活況も目立った。全般は引き続きリバウンド後の利益確定売りが先行している状況で上値は重い。新興市場独自の物色材料は乏しく、東証1部市場の動向や値ごろ感などを手掛かりとした展開が継続しそうだ。(小泉健太)

以下、3日付株式新聞より抜粋
 グリー <3632> が連日の実質上場来高値更新。1日、東証1部への市場変更を発表した。上場日は8日。上場に伴う公募、売り出しは行わない。08年12月のIPO(新規上場)から1年半でのスピード“昇格”を素直に好感されている。
 グリーはマザーズ市場トップの時価総額を誇る新興市場の代表的銘柄。4月末の10年6月第3四半期(09年7月−10年3月)決算発表時から株式市場では1部上場のうわさがあった。ゴールデンウイーク以降、全般相場が波乱含みの展開となるなかでも高成長期待を背景に強調展開を継続。1日にはシティグループ証券による投資判断引き上げを受けて大幅高となり、株式分割考慮後の上場来高値を更新していた。今後は7月末のTOPIX(東証株価指数)組み入れに向け、連動型ファンドによる買い付け思惑などが株価の材料となっていくとみられる。

提供:モーニングスター社