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TDK、生産コスト削減へ向け、着々と生産自動化策推進へ

2010/06/22 07:42

 TDK <6762> の21日は、一時230円高の5570円まで買われ反発。
 同社はフェライト部品、コンデンサーなどを主力とする電子部品の大手。中国政府の人民元の運用弾力化方針で、先行き円安・人民元高の可能性がでてきた。しかし、21日付の日本経済新聞は、人民元変動による賃金対策と生産コストの削減策として、大連市などの中国工場の生産ラインの機械化を推進と、対策を明示した、と報じて材料視された。
 この報道に対し会社側では、「中国政府が人民元の運用弾力化の方針を打ち出したから対策を明示したわけではなく、生産コストの削減のための生産自動化を前々から計画していることを表明しただけ。人民元の運用弾力化表明がなくとも、生産自動化推進の流れは変わらない」(広報担当)としている。
 同社の海外売上高(10年3月期実績海外売上比率87%)の65%が中国を含むアジアで、「多くが中国だが、中国売上の全量を中国の生産でまかなっているわけではなく、状況に応じて、生産比率も変化している」(同)ともしている。
 21日終値は220円高の5560円。
提供:モーニングスター社