NRIは新安値、通期予想据え置くも、第1四半期の厳しい数字に嫌気
2010/07/29 17:44
野村総合研究所(NRI)
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は急反落。225円安の1723円まで売られ、今月22日に付けた年初来安値1848円を更新、大引けは安値引け。
28日引け後に11年3月期第1四半期(10年4−6月)連結決算を発表。営業利益の65億6000万円(前年同期比34.1%減)など大幅減益となり、嫌気された。
主力の金融機関向け「金融ITソリューション」部門の営業利益は前年同期比24.6%減の36億7800万円。銀行業、保険業向けの開発案件増加などにより増収となったものの、コスト増加が響いた。流通業・製造業など向けの「産業ITソリューション」部門では、製造業向けの開発案件の減少やコスト増加により、2億200万円の営業赤字となった。主要顧客別売上高は、野村ホールディングス
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が前年同期比15.1%減、セブン&アイ・ホールディングス
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は同8.3%増となった。
中間期、通期業績予想は従来見通しを変えていない。中間期連結営業利益予想は前年同期比9.5%減の200億円、通期連結営業利益予想は前期比9.8%増の440億円。
モルガン・スタンレーMUFG証券では28日付で、投資判断を「オーバーウエート」(強気)から「イコールウエート」(中立)へ、目標株価を2900円から2200円へ引き下げた。同証券では、「第1四半期決算が想定を大きく下回り、会社予想未達リスクが強まった」と指摘。「(会社計画)達成には第2四半期以降に大幅な収益増が必要だが、当面は野村ホールディングス向けなどで売上低迷が続く見通しであり、新規分野での受注獲得を増やせば不採算案件が増加する可能性も高い」としている。
提供:モーニングスター社