来週の日本株の読み筋=企業業績期待の買い継続で下値限定的か
2010/07/30 20:27
来週(8月2日−6日)の東京株式市場は、企業の業績期待から下値の限られた展開を予想。11年3月期第1四半期の企業決算は好調なものが目立つ。好調なものには買いが入り、予想を下回れば売りが出るなど、市場は決算に対して素直に反応している。30日引け後や、来週発表の主力企業の決算に対しても同様の反応がみられれば、下値を支える材料として期待できそうだ。
ただ、円高への警戒感が根強く、積極的に買い上がるような動きにはなりにくいだろう。米国では今晩の4−6月期GDP(国内総生産)や、来週の7月ISM製造業・非製造業景気指数(それぞれ8月2日と8月4日)に加え、週末には米7月雇用統計(8月6日)の発表を控える。内容次第ではドル売りを加速させる材料にもなりかねず、全体的には円相場をにらんだ展開は変わりそうにない。
30日に臨時国会が召集された。あまり話題にはなっていないが、市場からは「足元の円高進行に対して、政府や日銀による対応が求められている。今国会にあまり期待はしていないが、例えば法人減税の話でも出てくれば、興味深い。デフレ脱却を掲げ、キャスティングボートを握るみんなの党の動きはみておきたい」(国内投信)との声も聞かれた。(宮川子平)
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提供:モーニングスター社