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<話題>騰落レシオが過去最高を記録、きょうも更新か

2010/12/09 14:03

 25日平均の騰落レシオは8日に前日比12.85ポイント上昇の158.27%とデータ取得の可能な71年以降で最高を記録した。

 騰落レシオは過去25日間の値上がり銘柄数の合計を、値下がり銘柄数の合計で割り、100をかけて算出する。70%以下は売られ過ぎとされるが、120%以上は警戒ゾーンとなり、150%以上は危険水域とされる。9日は午後2時現在、騰落銘柄数が値上がり767銘柄(きょうの算出で外れる25日前の11月2日は512銘柄)、値下がり717銘柄(同973銘柄)で、この水準だと騰落レシオが160%を超え、きょうも最高値を更新することになる。

 大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所・投資戦略部部長の高橋和宏氏は「90年以降であれば、騰落レシオが150%を上回ったあと、数週間ほど高値圏で推移している」と指摘。過熱感が意識されても、急落したことはないという。高橋氏は「来週あたりから日柄調整の局面」とみている。

 一方、前田証券・東京支店の後藤保支店長は「過熱といっても、騰落レシオだけだ。25日移動平均線とのカイ離率などほかのテクニカル指標では過熱というほどでもない。いつ下がってもおかしくはないが、ボラティリティが低いなかでの動きで、これまでのパターンと同様のとらえ方をしても仕方がない」との見方を示している。(宮川子平)

提供:モーニングスター社