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13日の東京外国為替市場=小動き、ドル・円は米金利上昇が下支えも輸出企業がドル売り

2010/12/13 16:17

 13日の東京外国為替市場では、各通貨ペアとも小幅なレンジ内での値動きとなった。ドル・円は上値の重い展開。米長期金利の一段の上昇を受けて一時84円14銭まで上昇したが、輸出企業のドル売りに上値を抑えられた。市場では、「ドル・円は上値メドとして意識されている84円台半ばを上抜けると85円台前半まで上昇する可能性がある。ただ、14日のFOMC(米連邦公開市場委員会)までは投資家の様子見姿勢が強まるのではないか」(大手信託銀行)との指摘が出ていた。午前7時以降、ドル・円は83円88銭−84円14銭で推移している。(午後3時20分現在)

 豪ドル・円は底堅い。日本時間の早朝に82円台半ばまで下落したが、その後は豪ドルの買い戻しが優勢となって一時82円86銭まで上昇、10日の高値82円82銭を上回った。豪ドルの値動きに影響を与えるとしてマーケットで注目されていた11日発表の中国の11月消費者物価指数は前年同月比プラス5.1%と市場予想(同プラス4.7%)を上回った。しかし、「中国の消費者物価指数が強い数字になることはある程度織り込まれていたため、中国の再利上げ懸念が高まることもなく、豪ドルが大きく売り込まれる展開にはならなかった」(大手証券)という。午前7時以降、豪ドル・円は82円55銭−82円86銭で推移している。(午後3時20分現在)

 ユーロ・ドルが下げ渋り。米長期金利の上昇を受けたドル買い進行で1.3182ドルまで下落し、10日の安値1.3177ドルに接近したものの、下値は限定的だった。もっとも、「16−17日に開催されるEU(欧州連合)首脳会合において、欧州諸国の救済の枠組みをめぐる議論で再び意見の対立が目立てばユーロ売りの材料となる可能性がある。警戒感からユーロは売られやすいだろう」(同)との見方があった。午前7時以降、ユーロ・ドルは1.3182ドル−1.3206ドルで推移している。(午後3時20分現在)
(坂本浩明)

提供:モーニングスター社