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14日の東京外国為替市場=停滞、米長期金利の横ばいで

2010/12/14 15:26

 14日の東京外国為替市場では、各通貨ペアとも停滞した。13日のNY時間に米長期金利が急低下し、ドルが全面安となったことで「東京市場の関心は米長期金利の動向に向かった」(大手邦銀)。しかし、東京時間には米長期金利が横ばいに転じたため、「ドルの動意もなくなった」(同)。特段フローも観測されず、商いはきわめて閑散。午前10時以降はいずれの通貨ペアも値動きがほぼなくなった。

 市場関係者は、日本時間15日午前4時15分に公表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)声明文に注目している。大手証券では「声明文を受けてドルが売られるか買われるか、公表されてみないと決めうちはできない」と慎重な姿勢を示した。一方、前出の大手邦銀では「FOMC声明文はノーイベントで通過する可能性がある。声明文に11月のFOMC以降の米長期金利の急ピッチの上昇をけん制するような文言が入るとは考えにくい。注目すべきは景気認識のくだりで、米長期金利、ドルともにアップサイドリスクがあるとみている」と話した。

 午前7時以降、ドル・円は83円37銭−56銭、ユーロ・円は111円65銭−84銭、ユーロ・ドルは1.3373ドル−1.3401ドルでそれぞれ推移した。(午後3時現在)
 (和田崇彦)

提供:モーニングスター社