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21日の東京外国為替市場見通し=各通貨ペアとも値動きに乏しいか

2011/02/21 08:29

予想レンジ:1ドル=82円70銭−83円20銭

 各通貨ペアとも値動きに乏しい展開を予想する。ドル・円は75日移動平均線(82円91銭)近辺でもみ合いとなるだろう。21日の米国市場はプレジデントデーのため休場。市場参加者は減少が見込まれる。前週末18日の米国株高でアジア各国株式が底堅い推移となればドル・円はサポートされるものの、ドル・円の水準を大きく押し上げる可能性はきわめて低い。ドル・円の日足チャートでは、陰線が3つ連なる黒三兵が出現。上値の重さが意識されよう。

 19日にG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議の声明文が公表されたが、為替市場に直ちに影響を与えるような文言は盛り込まれなかった。市場の一部では、「国際商品市況の高騰の原因をFRB(米連邦準備制度理事会)の異例の緩和政策に求めることで、FRBの金融緩和路線の修正が迫られる」(米系銀行)との思惑が出ていた。しかし、声明文ではFRBの金融政策に懸念を示す文言はなく、こうした思惑は否定された。

 HSBCはきょう、2月の中国PMI(購買担当者景気指数)の速報値を発表する。中国株式の反応が注目される。中国人民銀行は18日に預金準備率の引き上げを発表したが、こちらの影響は軽微とみる。

 リスクは欧州勢の参加が本格化する午後2時以降。中東や北アフリカでは民衆のデモが続いている。スイスフランが高値圏で推移している。(和田崇彦)

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提供:モーニングスター社