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新興市場トップピック=京樽が急騰

2011/03/01 08:14

 2月28日の新興市場は大幅続伸。マザーズ指数は4営業日ぶりに500ポイントを回復した。為替の円高などを嫌気して東証1部市場が軟調に推移した前場、値動きを求める資金などを受け入れて逆行高し、日経平均株価がプラス浮上した後場も堅調に推移。この日の高値圏で取引を終えた。前場、後場を通して新興市場は強い動きを継続。そのなかで目立ったのは2月24日までの続落局面で下げ幅の大きかったテーマ株。豆蔵OSホールディングス <3756> やフュートレック <2468> が売買代金を伴って反騰。ジャスダック市場の主役はデジタルガレージ <4819> だった。マザーズ指数はこれまでの上昇トレンドにほぼ回帰。ここから再びジリ高基調となる可能性もありそうあ。(小泉健太)

<以下、3月1日付株式新聞より抜粋>

 持ち帰りすしの京樽 <8187> (監理)が急騰。2月25日、親会社の吉野家ホールディングス <9861> が株式交換により京樽を完全子会社化すると発表。京樽1株に対し吉野家HD0.5株を割り当てる。株価は25日終値を基準にした理論株価5万2350円にサヤ寄せする動きとなった。京樽は6月28日に上場廃止となる予定。

 吉野家HDは同日、グループの機能強化と生産性向上を目的とした組織変更を発表しており、京樽の完全子会社化はこれに沿ったもの。管理部門の統合などでコスト削減を図るとともに、飲食事業での相乗効果を一層高めていく。

 京樽が2月18日に発表した前12月期業績は黒字に浮上。吉野家HDでは「完全子会社化により業績改善を一段と加速させる」(IR担当)考えだ。京樽はかつて経営破たんし上場廃止となったあとに再上場を果たした経緯があるが、今回の決定で再度市場を去ることになる。

提供:モーニングスター社