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明日の日本株の読み筋=こう着感の強い相場か

2011/03/28 18:22

 29日の東京株式市場は、こう着感の強い相場となりそうだ。福島第一原発の問題が手控えムードを強めている。また、週末には米3月雇用統計の発表が控えており、「売り買いとも積極的には動きにくい」(中堅証券)という。あすも方向感のつかみにくい相場となりそうだ。

 また、市場関係者によれば、日経平均株価の配当落ち影響度は86円程度、TOPIXは9ポイント程度という。落ち分を考慮すると、日経平均では9400円割れ、TOPIXは850ポイント割れの水準からスタートとなる。「震災の影響で来期に増益を見込む企業は多くない」(準大手証券)との声もあり、原発問題に進展がみられないなど外部環境に目立った変化がなければ、上値の重い展開が見込まれる。

 なお、国内ではあすの午後2時に商工組合中央金庫が3月の中小企業景況判断を発表する予定だが、これまでと同様に月の上旬に調査されたもので、「震災後については反映されていない」(商工中金・調査部)。(宮川子平)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社