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新興市場トップピック=Eガーディアンが急落

2011/04/08 08:18

 7日の新興市場は続落歩調が継続。マザーズ指数は5日続落となった。主力ネット株からの資金流出が継続しており、サイバーエージェント <4751> などが軟調。復興関連として廃棄物処理などの銘柄が目先資金を集める流れもこれまでと同じ。売買代金は年初来最低をなんとか回避したものの減少傾向は継続しており、手掛かり材料の不足が深刻化してきている。復興関連銘柄にも個別ベースで過熱感が高まっているものが多い。急落後の戻りが鈍かった銘柄などへの下値買いが入っているが、これも全般的に広がっているわけではない。売買代金の復調を待つ必要がありそうだ。(小泉健太)

<以下、8日付株式新聞より抜粋>

 インターネット投稿監視サービスのイー・ガーディアン <6050> が急落。6日、11年9月期業績予想の下方修正を発表した。

 単体経常利益は4億700万円から2億8700万円(前期比35.3%増)に引き下げた。東日本大震災や計画停電の影響で一部の顧客で新規ネットサービスの開始を延期し、旧サービスも一時停止する動きが出ている。これを受け、投稿監視業務の収益が伸び悩む。また東京の立川に置く主要な監視センターが計画停電地域に該当し、停電に直接的な影響を受ける可能性が浮上。これを受けて代替となる新センターの開設を決めたため、その費用も新たに発生して利益に響く。

 ネット風評被害の防止という重要テーマにも沿い、交流サイト市場の拡大に乗った業績成長が見込める業態。ただ計画停電の動向は流動的で業績の先行きが読みにくくなった。株価は昨年12月の新規上場後の上昇で割高感が台頭し、その後調整してきた。上場時の初値3000円に迫り、ここを割り込めば下ブレ懸念が強まりそうだ。

提供:モーニングスター社