株式ニュース



新興市場トップピック=GABAはストップ高

2011/08/09 08:11

 8日の新興市場は朝から売られる展開で、マザーズ指数は5日続落した。終値ベースでは、3月17日以来の420ポイント割れ。米国債の格下げを背景に日経平均株価が下落、それを受けて新興市場も売り先行の展開となった。サイバーエージェント <4751> 、ミクシィ <2121> 、フリービット <3843> など、主力株を中心に下落する銘柄が目立った。UBIC <2158> 、モルフォ <3653> は大幅安。全体市場と同様、リスク回避の動きが強まっているもよう。当面は東証1部市場の動向に影響された動きが続きそうだ。ただ、個別では買われる銘柄もあり、TOB発表のGABA <2133> 、ITbook <3742> はストップ高し、MCJ <6670> も大幅高した。(梅村哲哉)

<以下、9日付株式新聞より抜粋>

 英会話教室運営のGABA <2133> がストップ高。5日、ニチイ学館 <9792> がTOB(株式公開買い付け)を行うと発表。株価はTOB価格20万円(GABAの5日終値13万200円)にサヤ寄せる動きとなった。ニチイ学館は完全子会社化を目指しており、GABAは賛同を表明。9月21日までのTOB期間終了後にGABA株は上場廃止となる予定。

 ニチイ学館は介護、医療のみならず近年は語学学習分野にも注力しており、GABAを取得して事業強化を図る。GABA側も教室開設の余地が広がるなどシナジー(相乗)効果が高いと判断した。両社はニチイ学館のEラーニングシステムを生かした新規講座の共同開発なども進める方針。

 2006年に新規上場したGABAは金融危機後の事業環境悪化から09年12月期で赤字決算となったが、英語の社内公用語化の流れも追い風に会員数が回復し、前期に黒字に転換。これに伴い株価も見直し歩調となっていた。

 ニチイ学館株は朝方買われたが値を消した。

提供:モーニングスター社