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<新興国EYE>ベラルーシ中銀副総裁、IMF支援撤回の可能性示唆

2011/09/16 15:01

 深刻な外貨不足で経済危機に陥っているベラルーシの国立銀行(中央銀行)のタラス・ナドルニー副総裁は14日、記者団に対し、同国が今年6月にIMF(国際通貨基金)に要請した最大80億ドル(約6200億円)の金融支援を撤回する可能性があることを明らかにした。ベラルーシの国営ベルタ通信(電子版)などが伝えた。

 同副総裁は、IMF支援の要請を撤回する可能性の根拠について、同国はこれまで経済危機に対して自力で事態の収拾に取り組んできており、IMFへの金融支援要請はまだ決定されていないとしたうえで、「われわれ自身の手で経済危機を乗り越えることは可能だ」と述べている。

 また、同副総裁はロシア金融大手ズベルバンク(ロシア連邦貯蓄銀行)がベラルーシ国営カリウム肥料会社ベラルーシカリーに与えている10億ドル(約770億円)の融資枠を同国の金・外貨準備として使うことができる、とも話している。

提供:モーニングスター社