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新興市場トップピック=アゼアスが業績計画の修正を発表

2011/11/30 08:09

 29日の新興市場は続伸基調。ただ、売買代金は低空飛行のままで海外株式市場に先導された、主体性のない展開が継続している。主力株のほとんどはしっかりだが、ミクシィ <2121> やACCESS <4813> など独自の材料を保有し上昇幅の大きかった銘柄には戻り一巡感も浮上している。ジャスダックではJALCOホールディングス <6625> やジェイ・エスコムホールディングス <3779> など株価2ケタ銘柄が躍動しており、指数が一応の続伸となるなかでも物色面は閉塞感に満ちているよう。外部環境の少しの変化で相場が反転する危険をはらんだ相場状況と言える。IPO(新規上場)では1カ月ぶりに登場したベルグアース <1383> が堅調発進となったが、キューアンドエーの上場延期が発表されるなど地合いの悪さを示す動きのほうが目立ってしまっている状況だ。(小泉健太)

<以下、30日付株式新聞より抜粋>

 アゼアス <3161> がストップ安。28日に11年10月中間期(5−10月)決算について業績予想の修正を発表、売上面を減額したことで出尽くし感が広がったようだ。

 防護服のほか、たたみ資材、裏地など、アパレル資材の販売を手掛ける。10月中間期の連結業績予想は、売上高を54億500万円から53億8000万円(前年同期比23.4%増)に引き下げた半面、営業利益は2億6400万円から3億3500万円(同4.1倍)に引き上げた。期初、震災の復旧作業向けに防護服、手袋などの引き合いが活発化したが、直近ではその動向に落ち着きがみられることが、売上高減額の要因。一方、利益面は比較的利益率の高い商品の売上増によるものだ。

 通期予想は変わらずだが、今後は売上が先細りになるとの見方から、株価は売り先行となったもよう。先行きに不透明感が台頭し、目先は一進一退の動きが予想される。

提供:モーニングスター社