株式ニュース



<EMeye>ロシア連邦宇宙局、火星探査機「フォボス・グルント」との交信を断念

2011/12/06 10:42

 ロシア連邦宇宙局(ロスコスモス)は5日、11月9日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたあと、エンジン噴射に失敗した火星探査機「フォボス・グルント」との交信を断念した。

 フォボス・グルントは推進ロケットから切り離されたあと、火星に向かう軌道に乗るためのエンジン噴射に失敗した。このため、11月21日までに同探査機のエンジンを再噴射させ、火星に向かう正しい軌道に修正する可能性が残されていたものの、結局、これも失敗に終わっていた。

 フォボス・グルントは現在、地球周回軌道にあるが、ロスコスモスのウラジーミル・ポポフキン司令官は、フォボス・グルントが地球に向かって墜落する場合、わずかだが破片が地上に達する可能性があるとしている。

 フォボス・グルントは、ロシアが1996年の火星着陸船の打ち上げに失敗して以来2回目となるもので、火星の衛星「フォボス」から石や土壌の標本を採取し、地球に帰還する予定だった。

提供:モーニングスター社