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新興市場トップピック=エイブル&PがMBOで上場廃止へ

2012/04/17 08:15

 16日の新興市場は反落商状。東京市場全般が売り優勢で、日経平均株価は9500円割れ。新興市場も投資マインドの悪化によって主力株が売られ、指数が軟調に推移した。マザーズではKLab <3656> やベクトル <6058> 、メディア工房 <3815> など業績関連で大幅安する銘柄も目立っており、月末から本格化する3月期企業の決算発表への警戒感も浮上しつつある。IPO(新規上場)では24日に上場予定だったAvanStrateが上場の延期を発表。事前の不人気ぶりが伝わっていた案件ではあるが、1年前にも承認後に震災を受けて延期していた案件であり、今回は上場承認時に示した業績予想が強気すぎると不安視されていた。結果、延期に至ったことは幹事団、発行体などの見込みの甘さを指摘されても仕方ない状況だろう。(小泉健太)

<以下、17日付株式新聞より抜粋>

 エイブル&パートナーズ <3272> (監理)がストップ高。前週末13日に、同社代表取締役の佐藤茂氏が代表を務めるACコーポレーションが1株580円でMBO(経営陣による自社株買収)を行うと発表、同価格にサヤ寄せする動きとなった。

 ACコーポレーションは、同社を完全子会社化する方針で、MBOが成立した後には所定の手続きを経て同社株は上場廃止となる予定。MBOの買い付け期間は4月16日から5月30日まで。なお、エイブル&Pの取締役会はMBOに賛同する意見を表明し、株主に対してMBOに応募することを推奨している。

 同社は不動産賃貸の仲介事業を手掛け、それに関連した幅広い事業も展開する。前10月期から中期経営計画を推進し、今期は次の段階として、将来の成長に向け、管理戸数の増加に取り組むなど、「攻め」の戦略に移行している。

提供:モーニングスター社