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今晩のNY為替の読み筋=ドルは底堅いと予想、米30年債入札、5月米小売売上高に注目

2009/06/11 18:22

 11日のNY外国為替市場で、ドルは対主要通貨で底堅い動きが予想される。足元では、米長期金利が上昇するなか、「米景気に与える影響への懸念から米国株式が下落し、短期の投資資金が米国へと還流する動きが起きており、ドル高の要因となっている」(国内シンクタンク)という。11日は30年債の入札が予定されており、長期金利に与える影響の観点から注目される。入札が不調に終わった場合、米長期金利がさらに上昇して米国株式が下落、ドル買いが優勢になる可能性がある。その際にはリスク回避の円買いも進むとみられることから、ドル・円の値幅は比較的小さなものになると予想される。
 11日は5月米小売売上高が発表される(市場予想:前月比プラス0.5%、4月:同マイナス0.4%)。専門家からは、米小売チェーンの月次売上動向が芳しくないことから、市場予想を下回る可能性が高いとの見方が聞かれた。予想を下回った場合には、「やはり米国株式が下落し、ドル買いで反応する」(同)とみられ、円以外の主要通貨に対してドルのサポート要因となりそうだ。
 足元で騰勢を強める原油先物価格の動向にも注意したい。米小売売上高が予想を上回った場合、原油需要の回復期待から原油価格が一段と上昇し、相関性があると指摘されるユーロ・ドルが強含むとみられるほか、米国株式が堅調となり、ドルが円以外の主要通貨に対して下落すると予想される。

[ 株式新聞速報ニュース/SUPER−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社