日経平均154円高、終値で1万円回復=12日後場
2009/06/12 15:34
12日後場の日経平均株価は前日比154円49銭高の1万135円82銭と反発。先物主導で一段高となり、終値ベースとしては08年10月7日以来、約8カ月ぶりに1万円台を回復した。4月鉱工業生産確報値の上方修正を材料視したとの見方もあった。株価指数先物・オプション6月物のSQ(特別清算指数)確定値は1万147円65銭。東証1部の出来高は39億9746万株(うちSQ分は概算で8億1100万株)。売買代金は2兆9561億円(同8918億円)。騰落銘柄数は値上がり1034銘柄、値下がり547銘柄。
市場からは「SQ通過をきっかけに後場から海外勢の買いが強まり、きょう下げるとみていた投資家が出遅れ株を中心に買い急いだ結果、物色の矛先が広がった。個人の資金流入は増加傾向にあるものの、ネットを活用した投機家が多く、長期的に保有する投資家が増えない限り、日経平均の安定性は期待できない。日経平均のPER40倍前後は高めの水準で、11年3月期業績をみている印象。週明けからは乱高下する可能性が高い」(準大手証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中、27業種が上昇。野村
<8604>
、マネックスG
<8698>
など証券株が値上がり率トップ。エディオン
<2730>
との資本提携が報じられたコジマ
<7513>
や、高島屋
<8233>
、7&iHD
<3382>
など小売株も継続物色された。大成建
<1801>
、大林組
<1802>
などゼネコン株も高い。JR東日本
<9020>
、京成
<9009>
など電鉄株や、NTT
<9432>
、NTTデータ
<9613>
など情報・通信株も指数を押し上げた。
半面、国際帝石
<1605>
、新日石
<5001>
、出光興産
<5019>
など石油関連株は利益確定売りが優勢となり、オリンパス
<7733>
、シチズンHD
<7762>
など精密機器株も下落した。日本紙
<3893>
、王子紙
<3861>
などパルプ・紙株も停滞した。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社