日経平均40円高、アジア株高が支え=22日後場
2009/06/22 15:34
22日後場の日経平均株価は前週末比40円01銭高の9826円27銭と続伸。終値としては、3営業日ぶりに9800円台を回復した。香港ハンセン指数などアジア株が軒並み上昇したことで投資家心理が改善。上げ幅を一時100円超に拡大した。9900円台に迫ると戻り売りに上値を抑えられ、対ドルでの円下げ渋りも重しとなり、やや伸び悩んだ。東証1部の出来高は21億4803万株。売買代金は1兆5415億円。騰落銘柄数は値上がり1189銘柄、値下がり415銘柄。
市場からは「アジア株が1−2%上昇した点が投資家心理の改善につながった面はあるが、はっきりした材料があったわけではない。むしろ、アジア株の上昇率を考慮するとやや物足りないレベル。1万円を試すくらいの勢いがあってもよかったと思う。週内の動きとしては、経済指標は下ブレ懸念も少ないため、底堅い推移が続くとみている。国内では材料が乏しいため、7月1日に発表される日銀短観で大きく動いてくるのではないか」(国内投信)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中、24業種が上昇。クレディスイス証が投資評価を「アウトパフォーム」(強気)に引き上げたサッポロHD
<2501>
や、同じく「中立」に引き上げた日清粉G
<2002>
が高値圏で推移するなど食品株に高い銘柄が目立った。日興シティ証が投資判断を「買い」に引き上げた中外薬
<4519>
など医薬品株もしっかり。米国における電気自動車の増産計画が報じられた日産自
<7201>
や、トヨタ
<7203>
など自動車株も引き締まった。
半面、国際帝石
<1605>
、石油資源
<1662>
など資源開発株は停滞。出光興産
<5019>
、コスモ石
<5007>
など石油株や、伊藤忠
<8001>
、住友商
<8053>
などエネルギー権益を有する商社株にも売りが継続した。川崎汽
<9107>
など海運株や、損保ジャパン
<8755>
など保険株の一角もさえない。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社