日経平均276円安、戻り鈍く停滞=23日後場
2009/06/23 15:30
23日後場の日経平均株価は前日比276円66銭安の9549円61銭と3営業日ぶりに大幅反落。終値ベースでの9600円割れは5月29日以来、約3週間ぶり。香港ハンセン指数などアジア株安やドル安・円高を背景に安値圏で停滞した。9500円前後では押し目買い意欲もみられたが、戻りの鈍い展開となった。東証1部の出来高は25億3287万株。売買代金は1兆8537億円。値下がり銘柄数は1453(値上がり193銘柄)と全体の85%に達した。
市場からは「個人的にみて100円は余分に下げた印象。それだけに、後場は戻りが鈍かった。米国で市況が急落したため、関連株が足を引っ張ってしまった。低位株への物色がみられる点は評価できるが、あす以降、9500円を割り込むと調整が長引くとの見方も強まり、1万円の回復は遠のくだろう。今晩はFOMC(米連邦公開市場委員会)が懸念されるものの、米国株の自律反発を期待したい」(中堅証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中、32業種が下落。NY原油価格の下落で、国際帝石
<1605>
、石油資源
<1662>
、新日鉱HD
<5016>
など石油関連株が下押し、双日
<2768>
、丸紅
<8002>
、三菱商
<8058>
など商社株も停滞した。住友鉱
<5713>
、大阪チタ
<5726>
など非鉄金属株もさえない。野村
<8604>
など証券株、あいおい
<8761>
など保険株も安い。個別では、7&iHD
<3382>
、ツルハHD
<3391>
、不二越
<6474>
などに売りが続いた。
半面、個別で、薄膜太陽電池の一貫製造システムを開発中のアルバック
<6728>
は新高値。第1四半期で一転営業増益となったアークランド
<9842>
も高い。ほか、静岡銀
<8355>
、横浜銀
<8332>
など地銀株の一角や、中外薬
<4519>
、日本紙
<3893>
などもしっかり。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社