日経平均205円高、先物主導で一段高=25日後場
2009/06/25 15:36
25日後場の日経平均株価は前日比205円76銭高の9796円08銭と大幅続伸。先物への大口買いが観測され、一段高となった。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の急騰や、円の下落を背景に、280円高の9871円を付ける場面もあったが、引けにかけて手じまい売りに伸び悩んだ。東証1部の出来高は22億3078万株。売買代金は1兆5562億円。騰落銘柄数は値上がり1452銘柄、値下がり181銘柄。
市場からは「目立った材料が出たというわけではなく、先物主導で上昇したとしかいえない。上昇幅は大きいものの、中期的にみれば9500円−1万円のレンジ内で動いているにすぎず、景気回復の期待が後退していたところでFOMCの通過が安心感を与えた格好。上値を試す材料としては、7月から発表される10年3月期の第1四半期決算が注目される。業績の上方修正を期待するよりも、9月中間期に対する進ちょく度合いなどをみていきたい」(大手証券)との声が聞かれた。
東証業種別株価指数では、全33業種中、32業種が上昇。ブラジルでの石油開発を開始する国際帝石
<1605>
と双日
<2768>
が継続物色されるなど資源開発株や、商社株が堅調。新日鉄
<5401>
、JFE
<5411>
など鉄鋼株や、住友鉱
<5713>
、三井金
<5706>
など非鉄金属株も高い。三菱電
<6503>
、東芝
<6502>
などハイテク株や、トヨタ
<7203>
、ホンダ
<7267>
など自動車株も一段高。三菱UFJ
<8306>
など銀行株や、大和証G
<8601>
など証券株も切り返した。
半面、大和総研がレーティングを「3」(中立)に引き下げた第一三共
<4568>
は停滞し、塩野義薬
<4507>
、中外薬
<4519>
など医薬品株の一角はさえない。個別では、フジクラ
<5803>
、電通
<4324>
なども安い。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社