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<EMeye>香港の中国返還15周年、民主化デモに対し「良くやった」の声

2012/07/02 17:12

 香港が中国に返還されてから15周年を迎えた1日、香港の行政長官に就任した梁振英氏の辞任や民主化を求める大規模なデモが行われ、主催者発表によると参加者は40万人に膨らんだ。香港各紙が2日報じた。デモへの参加者は当初5万人程度と予想されていたことから、大幅に増加したことになる。

 香港返還15周年を祝う記念式典に参列した胡錦濤国家主席は演説で、これまでの一国二制度の成果などを強調、社会の調和と安定のために一層努力してほしいと語った。ただ、途中デモ参加者が胡国家主席の演説をさえぎり、天安門事件の評価見直しや一党独裁への不安を絶叫し、警備員に静止される場面もあったという。

 3月に行われた香港行政長官選挙では中国政府が介入し、親中派の梁氏に票が集まるよう画策したとされており、香港の自治を妨げるなどとして不満の声が高まっていた。

<南華早報の掲示版に寄せられたコメントは以下の通り>

 ・デモは不満蓄積の結果。梁振英は香港の人々の信頼を獲得し、何をすべきか認識すべきだ。

 ・デモ参加者たちよ、良くやってくれた!

 ・胡錦濤がデモの始まる3時間前に帰ってしまったのは残念だ。なにをそんなに急いでいたの?

 ・胡錦濤が我々のデモを見ないで帰ったのは非常に残念。彼はもう少し長く滞在し、デモを見ることで何かを感じてほしかった。

 ・もし胡錦濤が香港に丸1日残っていたとしたら、香港政府は彼の安全を保証できましたか?

 ・デモ隊の人数はどのくらいだったんだろう。デモが本当に影響を与えられれば良いのだけれど。

 など中国、香港両トップへの不満を述べる内容が多かった。

提供:モーニングスター社