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新興市場トップピック=インターアクションが5月期決算を発表

2012/07/17 08:11

 13日の新興市場は堅調展開。マザーズ指数は続伸。東証1部市場が閑散相場に苦しむなか、新興市場はIPO(新規上場)案件とその関連銘柄が人気を集めた。IPOのアクトコール <6064> は公開価格比47%高の2500円で初値を形成し、セカンダリー(流通市場)でも堅調な推移。アクトコールに刺激を受けて直近上場の日本エマージェンシーアシスタンス <6063> も買われた。新興市場の主力株も値動きは鈍く、資金はIPOとその関連銘柄に集中しており、実態評価などを無視した需給戦が過熱している。13日はテーマ株でも太陽電池関連のエヌ・ピー・シー <6255> やウエストホールディングス <1407> も人気。新興市場の物色はより短期指向となっていく可能性がある。(小泉健太)

<以下、17日付株式新聞より抜粋>

 インターアクション <7725> が大幅安。12日に前5月期決算を発表。成長期待の高まっている中で示した今期の減益見通しが嫌気された。

 今期は連結売上高16億6600万円(前期比13.2%増)と増収を見込むが、経常利益は3億5300万円(同13.2%減)と2ケタ減益見通し。国内で7月から太陽電池など再生可能エネルギーの全量買取制度が開始。同社は、1月にソロモン諸島政府と共同でソーラーシステムプロジェクトのファイナンス契約を締結しており、今期はこの売上寄与も期待されていただけに失望感が大きかった。ただこれは半導体関連で「現時点で確定している案件だけを組み込んだ」(IR担当)非常に保守的な数字。期待の太陽光発電関連では事業売上高6億円(前期実績は5800万円)を計画するなど、ソロモンプロジェクトの寄与と全量買取制度の恩恵を享受し、市場の期待通りの飛躍を見込んでいる。

 株価は大幅安で始まった後は安値圏でもみ合い。業績計画の下ブレ懸念は非常に小さく、下値買い妙味がありそうだ。

提供:モーニングスター社