日経平均は小反落、先物売りで下げ転換=1日後場
2009/07/01 15:34
1日後場の日経平均株価は前日比18円51銭安の9939円93銭と小反落。円下落や、米株価指数先物の上昇を背景に個人投資家の物色意欲も旺盛で、日経平均は一時1万円台を回復した。ただ、先物に大口の売りが観測されると、一気にマイナス圏に落ち込んだ。東証1部の出来高は23億723万株。売買代金は1兆5894億円。騰落銘柄数は値上がり716銘柄、値下がり845銘柄、変わらず135銘柄。
市場からは「前場の中国PMIを好感した流れを引き継ぎ、個人投資家が乗った格好。大きな材料もなく、投資家心理の改善でジリ高となっていた。米系年金による買いの話もあった」(国内投信)との声が聞かれ、日経平均は1万円台での推移となった。ただ、午後2時30分ごろ、先物へ1000枚規模の大口の売りが観測されると、日経平均も下落に転じた。「外資系証券による仕掛け的な売りではないか」(外資系証券)との指摘もある。
業種別では、国際帝石
<1605>
、石油資源
<1662>
など資源開発株が停滞。JT
<2914>
、明治HD
<2269>
など食品株も売りが継続した。郵船
<9101>
、川崎汽
<9107>
など海運株もさえない。アイフル
<8515>
が利益確定売りに押され、公募増資が報じられたオリックス
<8591>
が下落するなどノンバンク株にも安い銘柄が目立った。公募増資報道では、ANA
<9202>
も安い。
半面、みずほ
<8411>
や、三菱UFJ
<8306>
など銀行株はしっかり。アーネスト
<8895>
、NTT都市
<8933>
などマンション販売関連株も引き締まった。ベスト電
<8175>
、コスモス薬
<3349>
など小売株も継続物色された。津田駒
<6217>
、井関農
<6310>
など機械株も高い。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、21業種が下落した。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社