日経平均63円安、3日ぶり9900円割れ=2日後場
2009/07/02 15:34
2日後場の日経平均株価は前日比63円78銭安の9876円15銭と続落。先物にまとまった売りが観測されると軟化し、終値としては3日ぶりに9900円を割り込んだ。先物売りが長く続かなかったこともあって前日のように下げ足を速める場面はみられなかったが、今晩の米6月雇用統計など重要経済指標の発表を前に積極的な買いも入らず、戻りの鈍い展開が続いた。東証1部の出来高は20億7126万株。売買代金は1兆4484億円。騰落銘柄数は値上がり647銘柄、値下がり927銘柄、変わらず124銘柄。
中堅証券のマーケットアナリストは「手掛かり材料に乏しいため、勢いに賭(か)けるしかない相場が続いている。そんななかでも個人投資家の動きが活発化している点は相場にとっても良い流れ。先行したADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計が市場予想を下回ったことで今晩の米雇用統計にも警戒感が強まり、内容次第では下をみる展開となりそうだが、それでも押し目買い意欲も根強いことから、9800円台を割り込むような売りは考えにくい」と指摘している。
業種別では、NY原油価格の下落を背景に、新日石
<5001>
、コスモ石
<5007>
、石油資源
<1662>
など石油関連株が停滞。三菱地所
<8802>
、ゴールドクレ
<8871>
、大和ハウス
<1925>
など不動産関連株も安い。三菱UFJ
<8306>
などメガバンクや、新生銀
<8303>
とあおぞら銀
<8304>
なども売りが継続し、クレセゾン
<8253>
などノンバンク株も下押した。JT
<2914>
、サッポロHD
<2501>
など食品株や、特種東海
<3708>
、大王紙
<3880>
などパルプ・紙株も軟調。
半面、ハイブリッド車向けリチウムイオン電池の増産計画が伝わった日立
<6501>
が高い。日精線
<5659>
、GSユアサ
<6674>
、明電舎
<6508>
などクリーンエネルギー関連株が継続物色された。ブリヂス
<5108>
、バンド化
<5195>
などゴム製品株も堅調。SONYFH
<8729>
、あいおい
<8761>
など保険株も買われ、神戸鋼
<5406>
など鉄鋼株もしっかり。住友鉱
<5713>
など非鉄金属株も堅調。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、24業種が下落した。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社