日経平均9500円割れ、1カ月半ぶり安値=8日後場
2009/07/08 15:24
8日後場の日経平均株価は前日比227円04銭安の9420円75銭と6日続落。終値ベースで9500円割れは5月28日以来、約1カ月半ぶり。アジア株安、円高を嫌気し、広範囲に売りが加速した。売り一巡後も戻りは鈍く、安値圏で停滞商状となった。東証1部の出来高は21億2825万株。売買代金は1兆4460億円。騰落銘柄数は値上がり200銘柄、値下がり1441銘柄、変わらず57銘柄。
しんきんアセットマネジメント投信・運用部投信グループ長の藤原直樹氏は「足元のセンチメントは良くない。この様子では、4月高値の9068円80銭を意識した展開もあり得る。一段下の9000円−9500円のレンジを見た方がよさそうだ。一方、日本時間9日早朝に発表される米アルコアの決算で、仮に7月−9月期見通しがよければ日本株にも好材料。上昇に転じてくれれば、きょうの下げも一時的とみる向きが強まるだろう」と指摘している。
業種別では、三菱UFJ
<8306>
など銀行株に売りが継続し、大和証G
<8601>
など証券株や、T&DHD
<8795>
など保険株、プロミス
<8574>
などノンバンク株も軟調。円上昇を背景に、トヨタ
<7203>
など自動車株や、アドバンテスト
<6857>
などハイテク株も下げ基調を強めた。新日鉄
<5401>
など鉄鋼株や、住友鉱
<5713>
など非鉄金属株もさえない。住友重
<6302>
など機械株も安い。個別では、10年2月期連結業績予想を下方修正した米久
<2290>
や、クレディスイス証が投資評価を引き下げた主力大証の日電産
<6594>
などが売られた。
半面、Jパワー
<9513>
、大阪ガス
<9532>
など電力・ガス株は堅調。郵船
<9101>
、商船三井
<9104>
など大手海運株も物色され、GSユアサ
<6674>
、明電舎
<6508>
など材料株も上げに転じた。個別では、09年5月期連結業績予想を上方修正した住江織
<3501>
が高い。第1四半期で高い進ちょく率となったタカキュー
<8166>
も物色された。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、31業種が下落した。
[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社