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日経平均は8連敗、見送り材料重なる=10日後場

2009/07/10 15:47

 10日後場の日経平均株価は前日比3円78銭安の9287円28銭と小幅ながら8連敗。8連敗としては07年11月2日−11月13日以来。週末要因、為替動向、週明けの米企業決算本格化と見送り材料が重なり、9300円を挟んで小動きとなり、引けは手じまい売りが優勢に。後場の値幅は上下わずか61円。オプション7月物のSQ(特別清算指数)確定値は9386円69銭。東証1部の出来高は20億5957万株(うちSQ分は概算値2億900万株)。売買代金は1兆4168億円(同2179億円)。騰落銘柄数は値上がり833銘柄、値下がり749銘柄、変わらず116銘柄。

 中堅証券のストラテジストは「大阪天神祭り(7月24日−25日)の頃に安値を付けるとされる“天神底”の可能性も。都議選の政局リスクや、リスクマネーの縮小で9000円割れの懸念は残るが、目先は日足チャート上で75日移動平均線が意識されている。加えて、下降する200日移動平均線を、早ければ来週中にも100日線が上抜くため、テクニカル的な下支え要因としてみておきたい。米企業も、来週中ごろにはハイテク企業の決算が発表される。見通しが保守的なのでポジティブサプライズも期待できる。来週末に集中する金融機関の決算発表も、足元の下げで織り込み済みとの見方もある。IMF(国際通貨基金)が中国の成長率見通しを上方修正しており、16日の中国GDPの発表を前にした思惑的な動きも期待したい」と指摘している。

 業種別では、郵船 <9101> など海運株に売りが継続。東急不 <8815> など不動産株も下押し、新日鉄 <5401> など鉄鋼株、住友鉱 <5713> など非鉄金属株もさえない。みずほ <8411> など銀行株も停滞し、野村 <8604> など証券株や、武富士 <8564> などノンバンク株も安い。パイオニア <6773> などハイテク株も軟調。GSユアサ <6674> 、明電舎 <6508> など材料株も売りが優勢となった。

 半面、住友ゴム <5110> などタイヤ株は堅調。サッポロHD <2501> など食品株もしっかり。デンソー <6902> など自動車関連株も継続物色された。コスモス薬 <3349> など小売株も買われた。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、17業種が下落した。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社