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<特集>この地合い、小型株で攻める(4)=こころネット―業績は堅調で低いPBR

2012/08/24 18:15

 福島県を中心に冠婚葬祭業を手掛けるこころネット <6060> に注目したい。同社は4月25日にジャスダック市場に新規上場。上場初値1050円が高値となり、その後8月7日には上場来安値となる755円まで売り込まれる場面があったが、その後、下値を切り上げる展開が続いている。

 13年3月期第1四半期(4−6月)の連結決算は、売上高28億8200万円(前期は非上場のため比較はなし)、営業利益3億5300万円、純利益4億4400万円だった。9月中間期の業績予想は、売上高54億7500万円、営業利益4億7100万円、純利益2億9500万円を据え置いている。中間期予想に対する進ちょく率は、営業利益で74.9%、純利益では大幅な超過達成となった。純利益は、受取補償金3億900万円を特別利益に計上した影響が大きいが、営業利益段階でも順調な進ちょくとなっている。婚礼事業が震災の影響から立ち直り、回復傾向にあり、顧客ニーズに対応した複数のプランの提案や営業ツールの統一化による成約率の向上策などにより、堅調に推移するとみられ、中間期段階での業績予想の上方修正も期待されそうだ。

 配当は、9月中間期に15円(前期は無配)、期末に15円(前期は期末一括の12.5円)の合計30円を予定しており、配当利回りは3.7%。PERが4倍台、PBRが0.4倍台に放置されており、見直し機運が高まる可能性がありそうだ。

提供:モーニングスター社