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新興市場トップピック=ライフネットの契約件数が14万件を突破

2012/08/31 08:10

 30日の新興市場は軟調展開。東証1部市場で日経平均株価が一時100円を超える下げ幅となって終値で9000円を割り込んでおり、新興市場もマインド悪化で主力株が手掛けづらいムードに包まれた。サイバーエージェント <4751> 、ACCESS <4813> などが弱く、スカイマーク <9204> は31日からブックビルディングの始まる日本航空 <9201> への意識もあって売り優勢。一方で資金は短期指向が強まっており、直近IPO(新規上場)銘柄やジャスダックの低位株などで活発な動きをみせた。停滞感は強いが、東証1部市場との比較では底堅い推移が続いている。(小泉健太)

<以下、31日付株式新聞より抜粋>

 ライフネット生命保険 <7157> がしっかり。29日、今月24日に保有契約件数が14万件を突破したと発表した。

 同社は今年3月15日に上場したインターネット専業の生命保険会社。2月末の契約件数は11万3095件で、13万件突破は6月14日だった。2008年5月の開業時に「開業後5年以内に保有契約数を15万件以上にする」という経営目標を掲げており、前倒しで達成できそうだ。

 28日には生命保険会社として初めて、スマートフォン(多機能携帯電話)経由での全保険商品の申し込みサービスを開始した。これにより利便性が向上し、今後、保有契約件数の増加が加速する可能性もありそうだ。

 一方、日本の保険会社は新契約費の繰り延べが認められないことから、当面の業績は赤字が続く見通し。しかし、保有契約件数は増加が続いていることで、新興保険会社としては順調に成長しているといえよう。

 直近の株価は1100円近辺でもみ合うが、長期スタンスでの保有に妙味があろう。

提供:モーニングスター社