DeNA、グリーなど値を崩す、NTTドコモがソーシャルゲーム参入との報道を警戒
2012/09/27 11:15
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を手掛けるディー・エヌ・エー(DeNA)
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、グリー
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、ミクシィ
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が売り優勢となり、値を崩している。DeNAが一時252円安の2575円、グリーが同156円安の1419円、ミクシィが同9500円安の14万500円を付ける場面があった。27日付の日本経済新聞は、NTTドコモ
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がソーシャルゲームに参入すると報じ、DeNAやグリーなどの先行き業績に対する警戒感が高まった。
同紙は、NTTドコモはバンダイナムコホールディングス
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など十数社からゲームの提供を受け11月下旬をめどに配信を始めるとした。映像や音楽配信などのコンテンツ事業は通信ネットワークを貸し出す従来型サービスよりも利益率が高く、海外展開もしやすいことから、頭打ちの通信収入に代わる収益源として、他の通信会社に先駆けてゲーム事業に参入するとしている。
午前11時5分時点の株価は、DeNAが242円安の2585円、グリーが145円安1430円、ミクシィが6700円安の14万3300円。NTTドコモが700円高の12万7700円、バンナムHDが6円高の1328円。
提供:モーニングスター社