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株式ニュース



鉄道関連株が堅調、ベトナムに新幹線導入との報道

2009/08/13 15:06

 鉄道関連株が堅調。13日付日本経済新聞は、国営ベトナム鉄道が首都ハノイとホーチミンを結ぶ「南北高速鉄道」(約1560キロメートル)に日本の新幹線方式を導入する方針を明らかにしたと報じた。

 「南北高速鉄道」はベトナムの3大国家プロジェクトのひとつで、報道によると総工費は560億ドル(約5兆3000億円)。3区間を先行して建設、2020年開業を目指すという。ベトナム鉄道は導入に向けJR東海 <9022> に技術者を派遣し人材育成に着手したとする。日本の新幹線導入が事実なら、07年1月に新幹線の車両技術を輸出・現地導入して開業した台湾に続く受注となる。総工費は台湾新幹線(約1兆8000億円)に比べ大きく、関連銘柄へも好影響を与えそうだ。

 JR以外で、恩恵を受けそうなのが車両メーカーの日本車輌製造 <7102> 、日立製作所 <6501> 、川崎重工業 <7012> 、近畿車輛 <7122> 。台湾ではJR東海 <9022> ・JR西日本 <9021> が共同開発した700系を基にして現地向け車両が作られた。開業時期の違いから同じ700系が使われることはなさそうだが、大きなインパクトとなりそうだ。
 車両関連では、日本軽金属 <5701> (アルミ合金)、三菱重工業 <7011> (パンタグラフ)、ナブテスコ <6268> (ドア開閉装置など)、住友金属工業 <5405> (台車・車輪)、NTN <6472> (車両用軸受け)、帝人 <3401> (特殊ポリカーボネート製窓、シート材など)、小松精練 <3580> (全周ホロ)、KYB <7242> (セミアクティブ制御機構装置)、パナソニック電工 <6991> (LED照明関連)、小糸工業 <6747> (車両用シート)、日本信号 <6741> (デジタルATC)などが考えられる。

 また、台湾新幹線では軌道敷設工事を三菱重工、三井物産 <8031> 、東芝 <6502> 、川重、三菱商事 <8058> 、丸紅 <8002> 、住友商事 <8053> が7社連合で受注していることから、建設会社を含め土木工事関連にも波及する可能性は高い。

 新幹線はベトナム以外に米国、ロシア、ブラジル、インドにも売り込みをかけており、フランス(TGV)やドイツ(ICE)の高速鉄道などと受注を競っている。新幹線は安全性や技術力で仏・独を一歩リードしているとされ、競争力の高さから今後への期待は高まっている。
 13日は日軽金、日信号、近畿車、三菱重工、川重、日信号などが報道を受け朝から買い優勢の展開。

提供:モーニングスター社

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