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明日の日本株の読み筋=神経質な展開か、為替動向にらむ、米中関連ニュースに注視も

2019/01/07 17:23

 あす8日の東京株式市場は、神経質な展開か。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は前週末4日の講演会で、金融政策について「必要であれば政策を変更する準備はできている」と述べ、利上げの一時停止をにおわせた。これが同日の米国株式の一段高につながり、日本株にも波及したが、一方で米利上げペースの見直しは円高を意識させ、為替動向次第では重しになりかねない。ちなみに、昨年12月の日銀短観で、18年度の事業計画の前提となる想定為替レートは大企業・製造業で1ドル=109円41銭と実勢レートより円安・ドル高水準にあり、一段の円高は輸出企業にとってネガティブ視されやすい。

 また、米中関連ニュースにも注視する必要があろう。米中両政府は7日、北京で次官級の貿易協議を開始したもようだ。8日までの会合で、双方の歩み寄りが期待されるものの、協議が進展するかは不透明であり、依然として予断を許さないとの見方は少なくない。

 7日の日経平均株価は3営業日ぶりに急反発し、2万38円(前週末比477円高)引け。米雇用統計の強い結果に加え、パウエルFRB議長の発言を受けて米国株式が大幅に上昇した流れを好感した。上げ幅は一時700円を超えたが、円下げ渋りもあって大引けにかけて伸び悩み商状となった。大発会4日の下落幅(452円安)を埋め戻した格好だが、「目先はボラティリティー(価格変動性)の高い動きが続くだろう」(準大手証券)との声は根強い。

提供:モーニングスター社

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