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来週の東京外国為替市場見通し=米経済指標の結果見極めへ

2019/02/01 17:19

 予想レンジ:1ドル=108円00銭−111円20銭

 1月28−2月1日のドル・円は上値の重い展開だった。週初1月28日はFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げや保有資産の縮小などに対し慎重な姿勢を取るだろうと報じられ、ドル売りが優勢となった。29日はFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果待ちで様子見ムードが強まった。30日のFOMCを受け、19年の利上げが当面見送られるとの見方が広がると、ドル・円は1ドル=109円を割り込む場面があった。31日もドル売り・円買い優勢だったが、米11月新築住宅販売件数が予想を上回った他、トランプ米大統領が中国の習近平国家主席と会談することに前向きな姿勢をみせたことがドルの支えとなった。

 目先は米経済指標を見ながらの展開となりそうだ。1日には米1月雇用統計がある。また、トランプ大統領が2月15日までのつなぎ予算案に合意し、昨年末から続いていた一部政府機関の閉鎖が一時的に解除されることになった。4日の週は発表が見送られていた米経済指標の一部である、10−12月期GDP(国内総生産)、12月小売売上高、12月耐久財受注、12月貿易収支などが発表される可能性がある。米利下げ観測も出るなどFRBのハト派スタンスが強まる中、米景気の実態を見極める展開となりそうだ。5日には延期されていたトランプ大統領による一般教書演説が予定されており、こちらにも注目したい。

 FRBのハト派姿勢がドルの上値の重しとなっているが、投資家のリスク許容度が上昇し株式市場などへは資金が流入しやすくなることから、ドル・円の下値メドは1ドル=108円とする。上値メドは13週移動平均線が控える111円20銭近辺。

提供:モーニングスター社

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