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来週の東京外国為替市場見通し=米年内利上げ見送りの影響見極めへ

2019/03/22 17:24

 予想レンジ:1ドル=108円50銭−112円10銭

 3月18日−21日の週のドル・円は下落した。週初18日は、日米株価が堅調に推移する中、ドル・円も底固く推移した。19日は、米中の貿易問題を巡る協議について、中国が米国の要求に抵抗を示していると伝わり、ドル・円の上値を圧迫した。20日は、FRB(米連邦準備制度理事会)が年内の利上げを見送る方針を示したことから、ドル売り・円買いが優勢。21日は、底固い米経済指標の結果がドル・円の支えとなった。

 市場の注目は28−29日に開催される予定の米中閣僚級貿易協議。両国は貿易規定に違反した場合の罰則について対立しており、妥協点を見いだせるかに注目が集まる。もっとも、トランプ米大統領は合意を急がない考えを持っており、懸念点について決着できるかには不透明感が残るため、引き続き注視していきたい。

 FRBは19年内の利上げを見送る方針を示した。金融引き締めの停止はドルへマイナスに作用する一方、株式市場にはプラスに働く可能性があることから、ドル・円はその強弱観を見ながらの展開が予想される。米経済指標では、2月シカゴ連銀全米活動指数、2月耐久財受注、1月S&Pケース・シラー総合指数、3月消費者信頼感指数などが発表される予定。

 ドル・円は、目先弱気なシグナルとされる5日と25日移動平均線のデットクロスが確認できた。1月につけた年初来安値の1ドル=108円50銭近辺が下値メド。一方、高値メドは112円10銭近辺。

提供:モーニングスター社

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