Fxニュース



日経平均は5円高と小幅続伸、売り一巡後に上げ転換、為替の落ち着きなど支え=4日前場

2019/09/04 11:45

 4日前場の日経平均株価は前日比5円98銭高の2万631円14銭と小幅続伸。朝方は、売りが先行した。米8月製造業景況感指数の悪化で3日の米国株式が下落した流れを受け、一時2万554円16銭(前日比71円00銭安)まで軟化した。一巡後は、持ち直しの動きとなり、上げに転じた。為替相場の落ち着きとともに、時間外取引の米株価指数先物の上げ転換や、中国・上海総合指数の切り返しも支えなり、前場後半には2万652円14銭(同26円98銭高)まで強含んだ。ただ、買いは続かず、終盤にかけては前日終値近辺で推移した。

 東証1部の出来高は4億2985万株、売買代金は7410億円。騰落銘柄数は値上がり557銘柄、値下がり1485銘柄、変わらず108銘柄。

 市場からは「米中問題などは分かった話であり、下を売る投資主体はあまりいない。8月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の悪化は重しだが、米利下げバイアスが強まるという面もある。世界的に製造業の減速は織り込んでおり、日経平均は2万円を底に値固めするとみている」(国内投信)との声が聞かれた。

 業種別では、任天堂 <7974> 、ピジョン <7956> などのその他製品株が堅調。川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> などの海運株も高い。武田薬 <4502> 、協和キリン <4151> などの医薬品株や、テルモ <4543> 、島津製 <7701> などの精密株も買われた。

 半面、SUMCO <3436> 、LIXILG <5938> などの金属製品株や、日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株が軟調。出光興産 <5019> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株や、特殊陶 <5334> 、AGC <5201> などのガラス土石株も安い。

 個別では、アトラ <6029> がストップ高となり、ベネフィット <3934> 、明和産 <8103> 、テモナ <3985> などの上げも目立った。半面、IRJHD <6035> 、泉州電業 <9824> 、DLE <3686> 、CEHD <4320> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

提供:モーニングスター社

※ニュースの中に同一のキーワードを含むなど、関連度の高い順に他のニュースを表示しています。