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15日の東京外国為替市場見通し=欧州不安からリスク回避継続か、豪中銀議事録発表に注目

2012/05/15 08:42

予想レンジ:1ドル=79円40銭−80円10銭

 15日の東京外国為替市場では、欧州債務懸念に対する警戒感からリスク回避の動きが継続しそうだ。ユーロが引き続き売られやすい一方、ドル買い、円買いが強まりそう。リスク回避の動きが強まった際は、ドルは円に対し弱含む傾向が強く、ドル・円が下落した場合は26週移動平均線が控える79円40銭程度までの下押しが想定される。

 ギリシャ政局をめぐっては、財政緊縮策に反対する左派各党との交渉が折り合わず、6月の再選挙はほぼ不可避の状況。パプリアス大統領は14日、有識者を首相とする案を提案し、15日日本時間午後8時から各政党と詰めの協議を行う予定だが、第2党の急進左派連合はこの提案を拒否しているようで、各党が合意するのは難しくなっている。

 また、米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、イタリアの金融機関26社の長期債務格付けを引き下げたと発表。スペイン長期国債利回りも上昇(債券価格は下落)するなど、ユーロ圏に対する不安が広がっている。ユーロ・ドルは1月13日に付けた安値1ユーロ=1.2620ドル、ユーロ・円はフシ目である1ユーロ=100円も視界に入ってきた。

 東京時間午前10時30分に豪準備銀行(RBA)が1日開催した理事会の議事録を公表する。前回の理事会では市場予想を上回る0.5%の利下げを実施しており、内容によってさらなる利下げ余地が広がるかどうかに注目。次回理事会では政策金利が据え置かれるとの見方が強い。(宮本裕之)

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提供:モーニングスター社

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