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為替相場の見方:米雇用統計下ブレならドル・円再び大幅下落も=バークレイズ銀行・逆井氏

2010/05/07 09:38

 バークレイズ銀行 FXストラテジスト・逆井雄紀氏――6日のNY時間は株売り、商品売り、債券買いが進み、円全面高になるという典型的なリスク回避の動きとなった。米国株式の急落については誤発注のうわさも出ているが、ギリシャ問題について市場参加者が神経質になっていただけに、ポジションの圧縮が進みやすかったとみられる。
 7日の為替相場はNY時間に発表される4月米雇用統計をにらんだ展開になるとみている。リスク資産売りが急だったほか、雇用統計への期待感からドル・円が多少戻すことが考えられる。雇用統計については当社では非農業部門雇用者数が前月比20万人増、失業率が9.6%とそれぞれ市場予想(非農業部門雇用者数は同19万人増、失業率は9.7%)より良い数字を予想している。
 雇用統計が市場予想より良い内容となれば、ドル・円が92円まで戻す可能性がある。ただ、相場が大きく変動したあとで流動性が低下している状況だけに、雇用統計の数字が悪ければ再びドル・円が大きく下げることが見込まれる。その場合、6日安値の88円ちょうどまで下落すると予想している。(聞き手・坂本浩明)

提供:モーニングスター社

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