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11日の東京外国為替市場見通し=リスク資産買いの流れ続くか、中国の5月指標に注目

2010/06/11 09:01

予想レンジ:1ドル=90円90銭−91円90銭

 11日の東京外国為替市場では、10日のリスク資産が買われやすい流れが続くかが注目される。10日は中国の5月輸出総額が強い結果となったことや、スペインの国債入札が好調だったことなどを受けて投資家がリスクを取りやすくなった。各国株式がおおむね堅調に推移、クロス円が水準を戻した。こうした流れがきょうの東京時間も継続すれば、クロス円が上昇幅を拡大する展開が見込めそうだ。

 11日東京時間は、5月の中国の一連の指標が発表される。ロイター通信は10日、複数の市場筋の話として中国の5月鉱工業生産が前年同月比プラス16.5%と市場予想(同プラス17.0%)を下回る一方、PPI(生産者物価指数)は前年同月比プラス7.1%となり市場予想(同プラス6.8%)を上回るとの見通しを伝えた。中国の5月の輸出総額が強い結果となったこともあり、きょう発表の鉱工業生産が事前報道通り予想比で弱い結果となっても市場への影響は限定的とみている。一方で、PPIに加えてCPI(消費者物価指数)が予想を上回った場合は、中国当局による引き締め懸念が広がって中国株式を圧迫し、豪ドルなどの上値を抑える可能性がある。なお、CPIの市場予想は前年同月比プラス3.0%。

提供:モーニングスター社

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