株式新聞コラム
2012年1月6日
- 2012/01/06
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新春相場。何やら芽吹きの鼓動が伝わってくる、そんな地合いを想像したくなる。時候のあいさつでは、「新春とは申しながら、毎日厳しい寒さが続いております」となろうが、こと相場となると気分一新、先高期待が膨らむようである。災難続きの去年に終止符を打ち、今年は3年ぶりの年足陽転、それも実体部分が広がる大陽線を願いたい。
まずは、1月効果のアノマリー(説明のつかない法則)にあやかりたいものだ。今月は他の月に比べてパフォーマンス(運用成果)が良くなる傾向がある。実際、過去62年間(1950〜2011年)のデータでは、実に上昇が44回となり、勝率7割と月別ではトップに立つ。1月から新年度相場入りする海外勢が、新規マネーを日本株に振り向けるのが一因とみられている。
さらに踏み込むと、低位・低PBR(株価純資産倍率)銘柄の優位性が浮き彫りになる。過去20年間(1992〜2011年)、TOPIX(東証株価指数)の上昇局面において低位株、低PBR株ともにアウトパフォーマンス率は78%。さらに、同指数の下落局面においては、双方91%という好実績を上げている。
個人投資家好みの相場はまだまだ続きそうである。株価140円台、PBR0.3倍台で復興関連の西松建<1820>。(木村 重文)