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トップメッセージ

モーニングスター代表取締役COO 朝倉 智也

 株主の皆様には、日頃より格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。

 当社は、「中立・客観的立場から豊富で偏りのない金融情報を提供し、投資家の皆様の資産形成に役立つこと」を事業の目的としております。2020年3月期は、国内の公募追加型株式投資信託の純資金流入額が、前年比72.3%減少という厳しい市場環境であり、加えて、第4四半期には、新型コロナウイルス感染症の影響で世界の株価は大幅に下落いたしました。

 当社グループの子会社であるSBIアセットマネジメント株式会社が、運用する公募追加型株式投資信託の運用残高も減少しました。また、第4四半期には、新型コロナウイルス感染症対応として、密閉・密集・密接のいわゆる3密を避けるため、資産運用などのセミナーを中止・延期せざるを得なくなりました。

 このように減収を余儀なくされたサービスがあったものの、通期の業績は、売上高は8期連続の増収となり、連結経常利益が11期連続の増益かつ9期連続の最高益を更新し、親会社株主に帰属する当期純利益が11期連続の増益かつ7期連続の最高益を更新することができました。

 これは、ファイナンシャル・サービス事業において、金融庁が提唱する金融機関の「フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)」に適合するサービスとして、金融機関の販売員が利用するタブレットアプリが91,594台まで増加し、それに伴い増加したファンドデータなどのデータ・ソリューションの売上が、セミナー・広告などのメディア・ソリューションの売上の減少を十分にカバーしたことによるものであります。

 また、アセットマネジメント事業においては、従来、SBIアセットマネジメント株式会社による公募追加型株式投資信託の運営が中心でしたが、2019年2月に、米国において私募の債券型ファンドを中心に運用しているCarret Asset Management LLCを子会社とし、2019年12月に、主として、地域金融機関の自己資金を受託する私募の債券型投資信託を運用するSBIボンド・インベストメント・マネジメント株式会社およびSBI地方創生アセットマネジメント株式会社を子会社といたしました。

 これにより、運用する投資信託の種類や範囲が拡大し、グローバル・アセット・アロケーションの進展に対応し、収益の安定、拡大を図ることが可能となりました。今般の公募追加型株式投資信託に係る売上の減少も十分にカバーすることができました。

 結果として、当社の経営の様々な施策が、昨今の厳しい経済環境にもしっかり対応することができました。

 当面は、国内外の経済は先行き不透明な状況が続くことが想定されますが、やがて訪れる経済回復期には、このような当社の施策が大きく開花し、業容も拡大するものと確信しております。

 今後も、ファイナンシャル・サービス事業とアセットマネジメント事業の両輪で、投資家の皆様の資産形成に貢献していきたいと考えております。

 株主の皆様には、今後とも一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

2020年5月
モーニングスター株式会社
代表取締役社長 朝倉 智也

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